2006-06-05 ふらつく高槻市の将来人口推計<追記> 大阪教職員組合の看板 阪急高槻市駅と上牧駅の間の田んぼの中に、「憲法 日本 世界の 宝物 大阪教職員組合」と書かれた看板が突然現れたので驚いた。私が組合員だったら怒る。どうしてこんな意味のない看板を組合費を使って立てるのかと。この看板は、誰に向かって何をPRするために立てられたのか。公務員がこういうことをしてもいいのか。そもそも教師にとっての「宝物」は、子ども達ではないのか。憲法が改正されても、ずっと「憲法は日本と世界の宝物」と訴え続けてほしいもんだ。 「出生率1.25と、ふらつく高槻市の将来人口推計。」の記事で、高槻市の出している将来人口推計が、低下し続ける出生率には真っ向から逆らって、高槻市の将来の人口の増減を、どんどん上方修正していることを示しましたが(笑)、次の「自然・社会動態の推移」もかなり不自然です。まず「出生・死亡の推移」ですが、16年度版では、出生数は年々減少し、逆に死亡数は増加して、将来的には逆転すると予測していたのですが、↓17年度版では、出生数も死亡数もほとんど変わらないとしています。どうして1年でこんなあからさまに予測値を変えたのでしょうか?また「転入・転出の推移」も、16年度版では、転出者数は転入者数より減少率が大きく、平成21年度ごろには逆転すると予測していたのですが、↓17年度版では、転出者数は将来的にも転入者数よりも若干上回るとしています。つまり、16年度版では、出生数が死亡数を下回るが、転入者が転出者を上回るので、高槻市全体の人口で見れば、人口減少がそれほど激しくは進行しないと予測していたということです。ところが17年度版では、転出者数は将来的にも転入者を上回っているが、出生数が死亡数を下回ることはないので、高槻市の人口はほとんど増減しないとしたのです。これはどう考えても、辻褄を合わせるために数字を操作しているとしか思えないのですが・・・これまで本当に真剣に人口を予測してきたのでしょうか?