何でもかんでも小泉首相のせいにしてると・・・

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何でもかんでも小泉首相のせいにしていると、かえって自分の首を絞めることになるのではないか」というような内容の記事を6月14日に書きましたが、案の定、民主党の松井孝治参議院議員が、村上ファンドの関係会社から秘書2人分の給与計153万円を受け取りながら、それを政治資金収支報告書に記載していなかったことが発覚しました。

野党は「小泉首相の任命責任や福井氏の道義的責任を追及する方針を表明」しておりましたが、福井総裁の「道義的責任」と、松井参院議員の政治資金規正法違反による「法的責任」は、どちらが重いでしょうか?

また、小泉首相が福井総裁を「任命した責任」と、民主党執行部が松井議員を「公認した責任」は、どちらが重いのでしょうか?ただ、松井議員を公認した執行部はもう無く、その後代表もコロコロ変わって、責任の所在が不明確なわけですが・・・

以前、民主党の菅元代表が「年金未納3兄弟」と閣僚を批判したところ、自分も大臣のときに年金を未納していたことが発覚。結局、党代表を辞任し、頭を丸めてお遍路に旅立ちました。その後、「小沢氏を代表に」という流れになりましたが、小沢氏も年金未納を理由に代表を辞退。わずか2年前のことです。そんなことがあったこともすっかり忘れてしまったのでしょうか?

しかし、この松井議員の秘書給与肩代わり問題は、民主党本部の調査によって明らかになったとのこと。民主党内部で足の引っ張り合いでもあるのでしょうか。

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松井議員も、官僚を辞めて議員になるまでの間、村上ファンドの関連会社から給料をもらっていたり、「人生いろいろ」あったようです。この事件で「人生いろいろ」発言の真相を思い出しました。goriさん、元気にしてるかなあ。