【市バス】自販機による労組への違法利益供与の住民監査で意見陳述

市バス営業所に設置された自販機の一部の売上が労働組合の収入になっていた件について住民監査請求を行ったことは、以前お知らせしたとおりですが、1月24日にその意見陳述がありました。

最初に私が意見を述べたのですが、どれだけの金額が不当に労働組合の利益になったのかは、労組の会計帳簿を調べなければ分からないから、是非とも調べてほしいと強く要望しました。

交通部側の意見は、簡単にいうと、市バス営業所内の食堂設置も福利厚生のためだし、その食堂内の自販機も福利厚生のためで、労働組合法には違反していないし、交通部に損害を与えているわけでもない、とのことでした。

私は、「福利厚生とは何なのか。食堂で食事を提供するのが福利厚生で、それと同じ趣旨で自販機を設置しているのであれば、なんで組合に設置させなければならないのか。職員が『コカコーラの自販機がほしい』と言うなら、交通部がその要望を汲み取って、交通部が業者と直接契約してその自販機をおけばいい。組合に売上の一部が入っているのは、やはり利益供与であり、労働組合法違反で、交通部に損害を与えたのだ」というような反論をしました。

さて、監査委員各位は、労組の会計帳簿を監査してくださるのでしょうか?監査結果や如何に。