【市バス】採用試験は第三者機関が行うべきだ

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3月16日(日)。市バス職員採用試験の実技試験が行われるというので、午前中、芝生営業所に行きました。しっかりと公正な試験が行われているのかを調査するためです。実際にどのような実技試験が行われ、採点のチェックポイントはどこなのかも尋ねようと思っていました。

芝生営業所に到着した後、ずっと待っていたのですが、実技試験はいつになっても始まりません。実技試験は毎回芝生営業所で行われるはずが、一向に始まる気配がなく、ついにお昼になってしまいました。

仕方が無いので、某交通部幹部に電話をして聞いてみました。すると、実技試験は別の場所で行っているというのです。それはどこだと尋ねても、頑なに教えてくれません。そこで、ある方法で確認したところ、なんと、高槻市番田にある下水道処理施設で実技試験を行っていることが分かりました。

どうして実技試験を芝生営業所でしないのか。どうして試験会場を隠すのか。怒りを抱きながら、番田に車を走らせました。

下水道処理施設に到着すると、門の手前で制止され、中には入れてもらえませんでした。下水道処理施設の中で市バスが動き回るという異様な感じの光景が門の中では繰り広げられていました。

消しゴム改ざん」「書き加え改ざん」の虚偽公文書作成を行った幹部職員らが、門のところにやってきて、試験会場を教えなかった理由などについて妙な屁理屈を言ってきましたが、こういう人達に試験を任せるのは受験生がかわいそうだなと、私は不安を覚えました。

本当に公正な試験を行っているというのなら、堂々と議員に見学させてもよいはずです。場所を変え、場所を隠し、門番まで置いて、密室で行う必要などないはずです。

こんな密室の不可解な試験は、コネ採用を助長する温床になるのではないでしょうか。

もしコネ採用などされれば、本来合格していた受験生の一生懸命してきた努力が報われませんし、技術の未熟な人間が採用されバスのハンドルを握ることになれば、乗客の安全にもかかわります。

こうした不安を払拭するために、私は、交通部の乗務員の職員の採用試験を、第三者機関に委託して行うべきだと考えます。


試験の不審点などについて情報がありましたら、メールでご連絡いただければ幸いです。