首長連合と「日本よい国構想」

産経新聞「首長連合結成急ピッチ 将来は新党結成も」

橋下知事や中田市長らが、首長連合としてどうしていくのかという報道の中で、産経新聞が、初めて「日本よい国構想」の名前を取り上げました。産経新聞のこの記事の相関図は、非常に的を得ていると思います(ただ、マニフェストを見極め応援するのは民主党に限らないと思いますが)。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090708/stt0907080035000-n1.htm

「日本よい国構想」とは、山田宏杉並区長、中田宏横浜市長中村時広松山市長の3人の改革派首長を中心とする集まりで、松下政経塾の元塾頭の上甲晃先生も特別研究員として参加されています。 
http://www.yoikuni.org/index.shtml

月刊誌「Voice」7月号では、櫻井よしこさんが、この「日本よい国」構想について、「改革派『首長連合』の決起」の題のルポで詳しく紹介されています。
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橋下知事と連携して、今年の衆院選でどの政党のどんな政策を支持するか表明する、というふうに報道されていますが、「日本よい国」構想の基本的なスタンスは、国家百年の計を構想していこうというもので、非常にどっしりとした方針をもっています。

私が、6月8日の記事で「7月17日に新しい歴史の胎動が始まる!」と題して、皆さんにご参加を呼び掛けている7月17日に日比谷公会堂で行われる集会は、この「日本よい国構想」主催のサマーフォーラムです。

東国原知事衆院選出馬が取りざたされるなど、総選挙に向けた最近の政界の動きは目まぐるしいですが、7月17日には、百年先の日本のためにといったような大きな視点からの方針が示されるのではないかと思います。

今年の衆院選は当然大事なんですが、その先どうなるかを見据えて、方針を定め、行動することのほうが、私はもっと大事ではないかと思っています。