【今城塚】議会での質問妨害
今日は9月議会の最終日。9人の議員が一般質問を行い、私の順番は7番目でした。
「一般質問」は、市側の答弁の時間も含めて45分という制限があります。議会は3カ月に1度しか開かれませんから、非常に貴重な45分間なのですが、今日はひどい妨害を受けました。
今回は、
1 ヤミ手当
2 市職員の副業
3 今城塚古墳についての住民要望
4 高槻花しょうぶ園跡地
の4項目について質問したのですが、今城塚古墳の件で答弁に立った春本地域教育監が、事前に私がもらった答弁原稿にはない、継体天皇の生い立ちや即位についてなどを延々と話したため、時間がなくなってしまいました。
春本地域教育監の答弁中に私は抗議したのですが、まったく聞き入れられず、貴重な時間が無駄に費やされてしまいました。
こういうことは許されないはずです。
2回目の質問に対する答弁でも、こんな時間稼ぎをされたらたまらないと、2回目に予定していた今城塚古墳に関する質問は、急きょ3回目に回しました。
こちらとしては、珍しく事前に答弁原稿をもらったので(といっても1回目の質問の分だけですが)、時間的な配分を考えていたのですが、春本地域教育監の発言のために、大幅に狂ってしまい、予定していた質問をすることができませんでした。
実は、今回、今城塚について質問をしたのは、今城塚の近隣住民の方々が、市長や議員あてに提言書を提出されたからです。この提言書は、非常に分厚いもので、住民の方の熱意を感じました。
提言としては、要するに、長年親しまれてきた風情ある今城塚の姿を完全に埋もれさせるのではなく、未着工の内堤の北側の一部を、現状のまま、経年の痕跡が目で見て分かる状態で残すべきである、と主張されていました。
住民の方々は、工事が進められる中で、もう少しで全てが埋められてしまう可能性が高いので、緊急にこの提言書を提出。議会でも質問をしてほしいという要望をされましたので、住民の方の意向も汲んで、質問原稿を作成しました。
こうした経緯は、市の担当者に伝えていたのですが、春本地域教育監はそれを踏みにじるようなやり方をしました。そんなにまでして住民からの質問に答えたくないのでしょうか。
まったく、近隣住民の皆さんを馬鹿にしているとしか思えません。
今回ばかりは本当に腹が立ちました。