高槻市の「特別会計」の借金

高槻市長選挙前に配られた奥本市長のビラには、高槻市の借金の残高が６０７億円と書かれ、目盛りをうまく操作して、ほんのちょっぴりしか借金がないように見せかけています。市民１人あたりの借金は１７万円とも書かれています。

けれども、この借金の残高は「一般会計」だけの話。高槻市にも、国と同じように「特別会計」があります。

実は、高槻市には、特別会計にも借金があり、その額は、一般会計よりも大きいのです。

会計	１８年度末現在高
一般会計	￥56,361,796
公園墓地特別会計	￥243,800
駐車場特別会計	￥1,420,584
公共下水道特別会計	￥79,517,288
母子寡婦福祉資金貸付金特別会計	￥245,392
自動車運送事業会計	￥123,336
水道事業会計	￥5,188,852

特に、赤文字にした「公共下水道特別会計」の借金は約８００億円と飛び抜けています。

一般会計と特別会計の借金の合計は、１４３１億円。市民一人当たりにすると、約４０万円です。

「高槻市の借金」と言う場合、一般会計の分だけを出すのが一般的なのでしょうか？ちゃんと特別会計の借金も市民に見せるのが、正直なやり方だと思うのですが。

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