節子がサクマ式ドロップスのキャラクターに

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スーパーに買い物に行くと、アニメ「火垂るの墓」の節子が、サクマ式ドロップスの缶にプリントされていた。ポケモンとかアンパンマンとかキティちゃんとか、子どもに媚を売るようなキャラクターを使わないところには、個人的に好感を持てる。確かに、この商品をアピールし、より売り上げるためには、節子以上に最適なキャラクターはないかもしれないが・・・

せやけど、「火垂るの墓」のストーリーを思い出すと、
悲しくて食べられへん!(笑)
アニメではこのドロップの缶に節子の遺骨が入れられるんやで!
佐久間製菓株式会社さんには申し訳ないですが、特に、小さな我が子には、節子みたいになってほしくないので、食べさせられません(笑)


ちなみに普通のサクマ式ドロップスはこれです。
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それから、サクマのつくドロップには、「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」の二つがあり、別の会社が作っているそうです。もともと一つの会社だったのですが、戦時中に砂糖の供給が止まり、「アメなぞ役に立たないモノ作るとはナニゴトか」と解散せざるを得なくなり、戦後に会社が分裂。

イロイロあったすえに、戦前の社長の息子さんがおこした会社のアメが「サクマドロップス」、番頭さんがおこした会社のアメが「サクマ式ドロップス」、ということに落ち着いたそうであります。(「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」実は別物?より)