アメリカがメキシコに敗れ、日本が準決勝へ!

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そんな奇跡はほとんどないと思っていましたが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次リーグでアメリカがメキシコに敗れ、韓国以外の3国が同率2位となり、一番失点率の低い日本が準決勝に進出することに!

対アメリカ戦での不当な判定もありましたが、野球の神様は見ていた、ということでしょうか。王監督も、ホッと胸をなでおろしているでしょうね。

次の準決勝の試合は、日本時間で3月19日(日)正午から韓国と対戦。韓国には2敗していますので、是非雪辱を晴らしてほしいものです。それに勝てば、ドミニカかキューバと3月21日(火・祝)午前11時に決勝戦を戦うことになります。あと2勝すれば世界一ということですね。


ところで、韓国では、WBCで4強に入ったので、選手達の兵役を免除すると政府が決定したとか。

朝日新聞「WBC4強の韓国選手に兵役免除 世論受け政府与党決定」
http://www2.asahi.com/wbc2006/TKY200603170194.html


 韓国政府・与党は17日、合同協議会を開き、前日の「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)2次リーグで日本を下して準決勝進出を決めた同国選手の兵役を免除する方針を決めた。日本に連勝しての4強進出に韓国は国を挙げて沸いており、選手にも破格のプレゼントになった。

 日本戦での勝利後、02年サッカー・ワールドカップ(W杯)での4強進出以来の快挙だとして兵役免除を求める世論が急速に拡大。尹光雄(ユン・グァンウン)国防相や与党・開かれたウリ党幹部が同日朝、急きょ検討会を開催。「韓国の誇りを全世界に伝えてくれた」(キム・ハンギル同党院内代表)として、短期間の基礎訓練などの代替服務を認めることを決めた。

 テレビや新聞は「野球コリア、夢かなう」(スポーツ紙)などと大々的に報道。日本の落胆ぶりと比較しながら、市民の熱狂ぶりを伝えた。

 韓国では男子全員に兵役義務があるが、スポーツや芸術で優秀な成績を収めた場合に代替服務を認める規定がある。ただ、今回の特例を「不公平だ」とする声もある。★



一方ではこんな報道も。

産経新聞「『親日派』糾弾、韓国で活発化 元首相の子孫、財産没収へ」
http://www.sankei.co.jp/news/060311/kok042.htm


 【ソウル=久保田るり子】日本統治時代に日本に協力した「親日派」に対する調査が続く韓国で、「親日派」の子孫を標的にした財産没収が事実上、始まった。検察当局は9日、日韓併合条約(1910年)に調印した当時の首相、李完用の子孫が所有する不動産の売買などを禁じる仮処分申請を行った。国が「親日派」財産に関する仮処分を申請したのは初めてで、認められれば不動産の売却、賃貸、譲渡などが一切できなくなる。

 昨年末、韓国の盧武鉉政権下では、日露戦争から終戦までの期間(1904-45年)に「反民族的(親日)行為」の対価として得た財産は、大統領直属の調査委員会の認定で没収、国有化できるという「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」が制定された。今回の仮処分申請は、国有化の前に不動産が処分されるのを防ぐのが目的だ。(後略)★



本当に平等が保障された近代国家なんでしょうか?恩賞も罰も、なんだかどこかの国のわがままな王様が決めちゃったようなノリを感じるのは、私だけでしょうか。