桜花爛漫!でも、ちょっと待てよ・・・

漫画も小者扱いの前原さん哀し・・・

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前原さんが再び浮かび上がるためには、次の民主党代表が大チョンボをやらかして、「これなら前原のほうがマシだった」と思われるようになるしかないな・・・そんなことを考えたりしてしまうのは、やっぱり前原さんに期待していたからだろうなあ・・・

民主党の代表選挙が今週の金曜日に行われるそうだが、まったく興味が湧かない。年金未納問題などでコケたりした人がまた出てくるよりは、いっそ河村たかしにでもやらせたほうがいいと思う。でも、誰が出てきても、いずれポスト小泉レースの話題にかき消されるのだろう。
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この際民主党から、旧社会党系でもなく利権とも関係のない改革派の人達が飛び出して、新党を立ち上げてくれればと思うのだが、野田・前原コンビが著しくイメージを損なっている今は、あまりにタイミングが悪い。

しかし、昨日鳩山幹事長が主催していた民主党の花見会で、代表選に出るとされていた「党内の実力者」菅・小沢両氏が挨拶したりしている後ろで、ヘラヘラと愛想笑いをしている前原さんには、なんとなく小者感が漂っていて、哀しかった。

昨日水曜日に発売された講談社の「週刊少年マガジン」の「さよなら絶望先生」(作:久米田康治)には早速「身の丈以上の事をするとたいてい残念な結果が待っている」その例として「前原代表 → 自民党支持率回復」なんてのが挙げられていた。

麻生外務大臣が先週末テレビで「漫画を週に10~20冊読む」と言っていた。「週刊少年マガジン」に以前連載されていた「クニミツの政」では、かなり民主党寄りのことが書かれていたが、麻生外相の「マンガ発言」と民主党の体たらくで、これから漫画業界は自民党になびくのかな?


あ、そうそう、「さよなら絶望先生」に一言。「さよなら絶望先生」のシナリオ構成が、作者の前作「かってに改蔵」とほとんど同じなのに絶望した!(笑)(でも、「さよなら絶望先生」大好きです。)

 

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職場の近所の小学校では入学式があったのか、黄色い帽子をかぶった子ども達が、校門から嬉しそうに飛び出してきて、桜花爛漫・満開の桜の下を駆けていきました。

とても微笑ましい光景だったのですが、少し疑問を覚えました。「でも、ちょっと待てよ。入学式のこの時期に桜が満開ということは、卒業の時に、桜が散るわけがないやん!」と。

森山 直太朗の「さくら」やケツメイシの「」、コブクロの「」などが最近流行ったいわゆる「卒業ソング」ですが、桜は卒業式のときには散ってはいないし、咲いてすらいない。微妙な季節はずれ。う~ん・・・

卒業・別れに似合いと思われている桜が、実は入学・出会いの時に咲いているんだなと考えると、坂口安吾の「桜の森の満開の下」の読後感のような変な気分になってきます。まあ、人間が勝手に散りゆく桜に切ない思いを抱いているだけで、桜には何の罪もないのですが(笑)。
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