出生率1.25と、ふらつく高槻市の将来人口推計。

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合計特殊出生率がついに「1.25」になった。有効な少子化対策を国民全体で考えていかなければならないし、政府や自治体は、成功事例を参考に素早く手を打たねばならない。

ところで、高槻市は近年、毎年将来人口の推計値を出している。

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平成14年度版の「高槻市統計書」より。14年度から人口は徐々に減少していくと「推計」している。まあ、無難な予測ではないでしょうか。

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平成15年度版。平成15年と16年は人口が増加すると「推計」!何故?何か根拠があるのか?

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平成16年度版。やっぱり平成16年以降は人口は徐々に減少していくと「推計」。昨年度の推計を修正した形。

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平成17年度版。高槻市の人口は将来変わらない?へえ~・・・もう、推計するのはやめたんでしょうか(笑)。

こんなに毎年毎年ふらつく人口推計を、何故やらなければならないのか。出生率1.25になり、さらに人口減少が見込まれるのに、何故、時に人口が増加すると予測するなど、楽観的ともとれる見方をするのか。

はっきり言って、こんなに当てにならない将来人口推計は、必要がない。

ところが、こういう将来人口推計を必要とする公務員の方々がいて、どうやらそうした公務員の方々の圧力で、将来人口の推計値が恣意的に歪めれているようなのだ。

そのことについては、もう少し調べてみて(調べられないかもしれませんが)、発表したいと思います。