辻元清美は「全ての女性の代表」なのか?

辻元清美の『すべての女性の代表』発言

今朝、テレビをザッピングしながら見ていると、TBSの「サンデー・ジャポン」で、例の柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を生む機械」発言の特集が。

その中で、国会で代表質問か何かをしている辻元清美の発言に違和感を覚えました。

辻元清美】子どもを産まない産めない女性は、大臣の発想によれば、役に立たない機械なんでしょうか。私はすべての女性を、だ、代表して柳沢大臣の辞任を求めます。



「えっ、お前はいつ『すべての女性の代表』になったんや?」と私は思いました。

辻元清美は、社民党の代表として発言しているのですから「社民党を代表して」と言うなら分かります。辻元代議士は、比例復活当選ですので、選挙区の代表ではありませんが。

女性にとってみたら、この辻本議員の発言はどうでしょう?秘書給与の詐欺事件を起こし、有罪判決を受け、執行猶予中に選挙に立候補した人間にこう言われたら、「そんな人に私達の代表だと名乗られては困る」と怒る女性の方も多いのではないでしょうか。国会でこれを直接聞いていた与党の女性議員たちは、辻元清美が「全ての女性の代表」だとして発言することを認めるのでしょうか?

辻元清美が「すべての女性の代表」なんてのは、詐称でしょう。選挙で選ばれた議員達が集う、まさに民主主義の場である国会において、「女性の代表」として選挙で選ばれたわけでもないのに「全ての女性の代表」と名乗り、ましてや大臣に辞任を要求するというのは、いかがなものでしょうか。ある意味、民主主義の根幹にかかわる問題発言では?

与党の女性議員のみならず、すべての女性の有権者の皆さんは、辻元清美の見識と責任を問うてもよいのではないでしょうか(笑)。

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政治家である前に人間として許されないのは誰?

民主党の小沢代表は「政治家である前に人間として許されない」とまで言っていますが、私は柳沢大臣の発言は、確かに不適当ではありましたが、大臣を辞任したり、野党が審議拒否するほどのものではないと思っています。