
やっと食事休憩。苦労して坂道を登った後の食事の味は格別です。
しかし、飛鳥での移動は徒歩では厳しい。「マイはし、マイコップ、マイ自転車持参」という冗談も飛び出しました(笑)。
チョコクッキーを皆に回すも、「こんな暑い日に、なんでチョコなんかもってくるんですか?」と
トッティーに突っ込まれた寺ッカム実行委員長(笑)。
石舞台古墳。石の重さは約77トン。発掘調査の結果、大きな方墳の一部(石室)だと分かったそうです。

石舞台の内部(下からもぐれます)。積み石の隙間から洩れる光。結構広いです。
奈良県立万葉文化館。
万葉集をテーマにしたミュージアムです。
万葉集に詠まれた植物を集めた万葉庭園もあります。
蘇我馬子が建てた日本最古の寺の
飛鳥寺です。
蘇我氏が隆盛を極めていた当時は非常に広大なお寺で、
法隆寺の数倍の規模であったとのことです。

入鹿の
首塚の前で熱弁をふるうガイドの村上さん。他の観光客も足を止めて聞き入っています。
大化の改新で、
中大兄皇子と
中臣鎌足に暗殺された
蘇我入鹿の首がここまで飛んできた。そして入鹿の
首塚がここに作られた、と。
でも本当は、入鹿の首は、父の
蘇我蝦夷に返されたそうで、実は、ここは、別の人のお墓だという説が有力だそうですが・・・地元の人も毎日お花を供えているし、入鹿の
首塚ということでいいじゃないかと、村上さん・・・それでいいです、はい(笑)。

長い上り坂を登ると、眺めの良い場所に。甘樫の丘です。
正面右に見えるのは、
大和三山(香久山、
畝傍山、
耳成山)の一つの
畝傍山です。
ここで反省会をして、下見は終わり。ガイドが村上さんのような熱心な方で、非常にありがたかったです。
近鉄橿原神宮前駅でレンタサイクルを返して
解散。半日自転車をこいだので、明後日くらいに筋肉痛になると思います(笑)。
飛鳥はいいですねえ。
聖徳太子、
大化の改新、
万葉集、
高松塚古墳の壁画、数々の遺跡・・・見所が盛り沢山です。
寺本実行委員長はじめ、皆一生懸命取り組んでいますので、楽しくかつ学びの多いサマーセミナーになるはずです。