本当に怖いのはこれから(笑)---駐車監視員

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道路交通法の改正によって、今月1日から「駐車監視員」が駐車違反の車両を取り締まっています(正しくは、放置車両の確認及び確認標章の取付けと、警察署長に放置車両の状況を報告する業務)。もうすぐ1ヶ月ですが、全国各地で駐車違反が減少し、効果を上げています

初日は機械のトラブルがあったり、駐車監視員が巡回する地域が限られていたりで、それほど怖くないと考えている方もおられるかもしれませんが、私は本当に怖いのはこれからだと思います。

これまで徒歩の駐車監視員しか見たことがなかったのですが、今日は自転車に乗っている駐車監視員を見ました。今後このように機動力を増していくことでしょう。

大阪の場合、当面のところ大阪市内においてのみ駐車監視員が活動していますが、今後地域を広げていくことでしょう。(駐車監視員の巡回地域外でも、これまでのように警察官が駐車違反を取り締まっています。)

機械のトラブルや、取締りに対する公務執行妨害がありましたが、こうしたものにも当然慣れてくるでしょう。しばらくすると、取締りの「プロ」になるはずです。(黒塗りの高級車は取り締まらないという話が週刊誌に載っていましたが。)

駐車監視員には違反台数確認のノルマはないらしいですが、その台数は成績として評価の対象になるかもしれません。駐車監視員が所属するのは民間法人ですから、収益を上げる必要があります。沖縄県ではハブを1匹捕まえると報奨金として7000円ももらえることから、ハブ捕りを専業にする人が現れたりしてハブが激減しました。このハブ捕りのごとく、血眼になって違反車両を探すようになるやもしれません。

まあ、駐車違反をしなければ、関係のない話なのですが・・・

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【大阪府警】駐車監視員活動ガイドライン

駐車監視員とは、警察署長の委託を受けた法人の下で、地域を巡回し、放置車両の確認や確認標章の取付けなどの仕事を行う人のことであり、法律上の資格が必要とされています。
ガイドラインは、このような駐車監視員の活動方針を定めるものです。

大阪では、当面大阪市内において、警察官に加え、民間の駐車監視員が巡回を行い、放置駐車違反の車両に標章を取り付けます。★