江村前市長の奥様、ご永眠・・・

image/kitaoka-2006-03-29T23:13:34-1.jpg高槻市長・江村利雄さんの奥様が、昨夜お亡くなりになられました。享年82歳。江村前市長は、「市長の代わりはおっても、夫の代わりはおりまへん」という名言を残し、奥様の介護のために市長を辞職したことで全国的に有名になりました。

その後、辻元清美の辞職に伴う衆議院議員補欠選挙(大阪10区)で、民主党公認候補として立候補したことも。「奥さんの介護はどうしたの?」と疑問をもったこともありましたが(笑)。写真はそのときの江村さんの選挙ポスターなどです。

高槻市長である奥本務さんがサッカー場建設・ガンバ大阪誘致を公約として掲げたときに、真っ先に「おかしい。遺跡が埋まってるし、できっこない」と声を上げたのは、私の記憶では江村さんでした。自分が市長だったときに助役だった奥本市長の公約を批判するなんて、普通ではありません・・・よほどこのサッカースタジアム建設の公約の欺瞞に憤慨されたのでしょうか。

四国新聞「江村登美子さんが死去/夫が介護理由に市長辞任」
http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodonews.aspx?id=20060329000313


 妻の介護に専念したいと大阪府高槻市長を辞任した江村利雄氏(81)の妻登美子(とみこ)さんが28日午後11時、呼吸不全のため大阪府高槻市の病院で死去した。82歳。大阪府出身。自宅は高槻市出丸町6ノ30。葬儀・告別式は31日午前11時から、高槻市出丸町1ノ2の高槻典礼会館で。喪主は夫利雄(としお)氏。

 1946年、23歳で利雄氏と結婚。パーキンソン病で寝たきりになり99年4月、市長4期目だった利雄氏は任期を約1年残して辞職。「市長の代わりはおっても、夫の代わりはおまへん」と介護に専念したいとする辞職理由は大きな反響を呼んだ。★



介護はさぞ大変だったでしょうね・・・奥様のご冥福をお祈りいたします。