【公用車訴訟】第1回口頭弁論は12月25日

高槻市の副市長ら4人が、京都の高級料理店での宴会への出席に市有の公用車2台を使用したことは違法であるとして、高槻市長に対し、副市長らに公用車使用に関する費用を賠償するよう求める住民訴訟を、11月4日に提訴しました。

実質的な損害が少額であるので、裁判を躊躇したのですが、市民の皆さんに意見を求めたところ、裁判せよとの声が多かったので、提訴に踏み切りました。

先日、裁判所から連絡があり、第1回目の口頭弁論の期日が、下記のとおりと決まりました。

日時:平成20年12月25日(木)午前11時30分から
法廷:第806号法廷



なお、事件番号は、平成20年(行ウ)第212号です。


ところで、住民監査の資料を見ると、毎回、副市長や自動車運送事業管理者、水道事業管理者、教育長、総務部長といった幹部が出席していたとありました。

そういえば、住民監査をした監査委員の一人で、代表監査委員である中寺義弘氏は、総務部長→自動車運送事業管理者→監査委員というご経歴なので、もしかすると、近年は、毎回料亭宴会に出席していたのではないかと疑いを持ちました。

そこで、監査委員事務局に確認すると、中寺代表監査委員は、やはり、自動車運送事業管理者や総務部長の時代に、JR山崎駅前の料亭宴会に、毎回のように出席しており、その際、「お前も乗っていけや」と他の職員を誘い、「お前も乗っていけや」と他の職員に誘われ(監査委員事務局長はこう言ったつもりだったそうなので訂正します)、公用車に乗っていったこともあったそうです。

なお、この宴会は、年1~2回行われており、恒例として、JR山崎駅前の高級料理店を使用していたとのこと。

以上は、監査委員事務局の事務局長が答えてくださったところによるものですが、「代表監査委員に文書で詳細を回答してほしい」と要求すると、後日電話がかかってきまして「代表監査委員は、あなたに話す筋合いはないと言っている」と断られました。

そのような人に監査委員の資格があるのか。代表監査委員からして、そのような態度であれば、高槻市には自浄能力はないと感じたことも、裁判を起こそうと考えたきっかけとなりました。

裁判所には、ぜひ良識のある判断を下していただきたいです。