【公用車不正使用】裁判すべきか否か、皆さんに問いたい!
女性コンパニオン付き料亭宴会への出席に、副市長ら4人の高槻市の高級幹部が、公用車を使用した件に関する住民監査請求を8月12日に行っておりましたが、先日、その監査結果が届きました。
監査委員の結論は、「理由がない」ということで棄却でした。
監査結果を読むと、料理店の請求書まで調べてくれていました。この点には、非常に感激しました。で、この請求書から分かったこととして、
飲食代金には、酒類を含む飲食代のほか10%のサービス料と消費税(5%)が含まれていたが、請求人のいう女性コンパニオンにかかる費用は認められなかった。
ということなのですが、少なくともお酒が出されていたということは、監査委員も認めています。
京都の高級料理店で、高い料理を食べ、おまけに酒まで飲んでいたわけですから、明らかに「私的な宴会」であり、私の請求を棄却した監査委員の判断は間違っていると思います。
しかし、裁判を起こすべきか否か、私は迷っています。
仮に勝訴しても、高槻市の会計に戻ってくるお金は、2名の運転手さんの時給と残業代分、ガソリン代くらいですから、数千円程度だと思われます。
数千円程度のために、わざわざ裁判までする必要があるのか。
けれども一方で、この監査結果に異議を申さねば、高槻市の幹部は、今後も調子に乗って、公用車を私的な用件で使い、運転手さんにも無駄な残業をさせるかもしれません。
そうなると、将来的に損害が膨らむ可能性があります。
そこで、市民の皆さんに、ご意見をお尋ねしたいのです。裁判をやるべきか否か。
下のコメント欄におご意見をお寄せいただければ幸いです。
以下は、監査結果の全文です。クリックに感謝!
監査結果には、
女性コンパニオンに関しては、市職労等からは料理店に対して要請していない旨の説明を受け、総務部長も本会議において「当該料理店のほうで人手が足らず、都合によって臨時的に依頼されたもの」と説明している。
とありますが、女性コンパニオンはかなり派手な服装でしたし、出席した市幹部によれば、女性コンパニオンはお酌もしてくれたとのことで、単なる店の従業員の代わりとは思えません。
また、
本会合に出席した副市長以下高槻市役所の幹部は「公務員倫理上、夜間の飲食代に対して公費を支出することは好ましくない」との各人の判断から、公費ではなく私費で支払った。
とのことですが、であれば、そのようなものに公用車を使用することも「公務員倫理上、公費を支出することは好ましくない」のではないでしょうか?
公用車を運転した2名の運転手の職員さんについては、18時20分までの時間外勤務手当が支給されたとのことです。
副市長らが、宴会の出席に、公用車を使用しなければ、この「残業代」は支払う必要がなかったということです。明らかに無駄な支出でしょう。
ちなみに公用車はトヨタのクラウンで、燃費は1リットルあたり10~12kmとのことなので、ガソリン代は200~300円といったところだと思われます。
公用車そのものの使用料については、現在のところ不明ですが、レンタカーの料金を参考にすべきかもしれません。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。